ご挨拶

Welcome to Les Clefs d'Or Japan.

この度の東日本大震災において、お亡くなりになられた方へのお悔やみと、被災された皆さまに心よりお見舞いを申しあげます。
 
今回の震災では、日本が観光立国宣言をして以来、訪日人口が最大の落ち幅を示すという経験をしました。私たちレ・クレドール ジャパンは世界42か国に3,500余名のネットワークをもつ団体として、日々の業務加え、海外の皆さまに広く「安心して楽しめる日本」をPRし、多くの観光客を誘致すべく、日本観光業の一助としての活動を継続しております。

今、世界はグローバル化を迎え、ますます日本の「おもてなし」が世界から注目される中で、ホテルコンシェルジュを基盤とした職種がさまざまな業種でも取り入れられるようになってまいりました。

その中でレ・クレドール ジャパン コンシェルジュは国内外に拘らず、強固なネットワークを駆使し、お客様のご満足に留まらず、感動を与えるサービスを提供しております。私たちの活動に賛同をいただいております賛助会員さまをはじめ、地域の皆さま、観光産業に携わる方々、レストラン、ショップそして、所属ホテルのマネジメント、同僚に至るまで、皆さまのご協力、ご理解を頂きながら、少しずつではありますが、日々前進する努力を重ねております。

お陰さまで レ・クレドール ジャパンは2012年、世界よりひとつのチャプターとして認められてから15年を迎えます。15年がひとつの節目となりますよう、私たちコンシェルジュの職責が幅広く、そして正確に認識されるべく、日本のコンシェルジュの発展、後進コンシェルジュの育成、および歴史を重ねる海外のコンシェルジュと比肩されるよう一層精励してまいる所存でございます。

レ・クレドール ジャパン
プレジデント
マンダリン オリエンタル 東京
チーフコンシェルジュ

Welcome to the wonderful world of Les Clefs d'Or.

コンシェルジュとは、ホテルのなかにあってお客様のお世話をする「よろず承り係」で、あるときには私設秘書、看護人、ビジネスコンサルタント、旅行代理業、役者、プレイガイド、あるいは探偵まがいの人・もの探しの追跡をしたり、コーディネーター、民間外交官、などなど様々な役割をこなします。一日として同じ日はない、というところがこの仕事のおもしろみかもしれません。

「コンシェルジュ」とはひとつの職域をさす言葉にすぎないが、「レ・クレドール」とはひとつの栄誉であり、信頼と同義語である、と言ったのは、我々の大先輩であるフランスのコンシェルジュです。1929 年にフランスで発足した「レ・クレドール」は、会員の持つ知識・能力を結集することで、ゲストサービスを向上させようとするコンシェルジュ達の世界的ネットワークです。このクレドールの正会員のみに着用が許された襟章は、ゴールドの交差した鍵のかたちをしており、それはまさに「不可能を可能に変える鍵」なのです。この 10 数年のあいだに、ホテルの評価にコンシェルジュの有無が問われ、更にまた、単なるコンシェルジュからレ・クレドールの資格をもったコンシェルジュの有無が問われてきた昨今、そのお客様にとっての "The Hotel" "The Concierge" となるために、我々の使命と責任は益々重くなってきています。

レ・クレドール ジャパン
名誉会員 多 桃子